かしこく育てる、素敵な人に育てるそれは今でも親の役目
親はなくても子供は育ちますか?
「親はなくても子は育つ」以前私たちは、普通にそう思っていましたよね。親があれこれ子供に接しなくても、子供たちは自然に、地域の大人や先生、それから友達との遊びの中で、普通に成長していったんですね。
お父さんが何も言わなくても、「父親の背中」を見て、子供に想いは、伝わるものだと思っていた、良き時代がありましたよね。
現代の子育ての方法
今は、親が積極的に子供に関わり合い、正しい方向に導いてやらなければ、子供たちは風に吹かれた風船のようにどこか彼方へ、飛んで行ってしまいます。
しかも、親の手の届かない方向へ。ですよね。
そんな時代の子育ての方法を、親は肝に銘じて考えて行かなければならなくなりました。
思春期になった時の子供との接し方
日ごろから子供と会話をし、スキンシップを十分に取りながら、一緒に行動をする機会を作らなければなりません。ところが、小学5年生頃までは、親の言うことをきちんと聞いていた子供も、思春期になると、親を避けるようになってきます。
だんだん嫌われていくのでしょうか。
学校で何があったのかも話さないし、どんな友達とどんな遊びをしているのかも話そうとしません。どんな勉強をしているのかも、さっぱりわからなくなってきます。
まるで、中学になったら、学校の先生が「中学になったら、今後親とは一切話をしてはいけません」とか、言われたのではないかとさえ思えてきます。
中学生の子供を持つ親の多くは、このように子供の変化した姿に、戸惑いを感じているものなんです。
コミュニケーションの取り方
ただ子供とコミュニケーションが必要だからと、取ろうとしたってダメなわけで、コミュニケーションの取り方というのがあるんですね。
まず大事なのは、直接本人と話をするのではなく、第三所を挟んでコミュニケーションをとるという方法です。学校のことを話さないのなら、学校の担任の先生に聞いてみるとか、いつも一緒に遊んでいる子に「ねえ、うちの子は学校でどんな様子なの?楽しくやっているのかな?」と、さりげなく聞いてみるのです。
そのためには、日ごろから子供の友達と気軽に接していることが大事です。
知っている子と会ったときは、「〇〇くんこんにちは、元気にしてる?」などと、見かけたら常に声をかけるようにしてくださいね。
質問攻めにしていませんか?
子供の方からは、なかなか話してくれませんから、大人から積極的にコミュニケーションを作っていかなければなりません。
子供が話してくれないと、親はつい質問攻めにしてしまいます。悪いことだと知っていながら。そうですよね。
「今日学校で何があったの?」「・・・・」
「悪さはしてないでしょうね?」「・・・・」
「先生と仲良くできているの?」「・・・・」
「勉強は進んでいるの?」「・・・・」
これではまるで、警察の取り調べと同じですよね。子供が話さないとついついこんな感じで質問攻めが始まってしまうのです。
そして、何にも答えないから、そのうちにこちらからも話しかけなくなってしまいがちになります。
子供の黙秘権
子供が心配だ、子供の様子をもっと知りたい。親としては当たり前のことです。いろんなことをいろいろ聞くべきだし、聞いてもかまいません。
ただし、聞くときも聞き方というものがあります。質問者が主人公であるべきではありません、聞く側、つまりこれから話そうとする子供を「主人公」に設定するべきです。
子供がテストの点数が40点の答案用紙を見た時など、「どうしてこんな点数しか取れないんだ。お父さんはもっと頑張ったぞ。お父さんのような社会人になりたければ、もっと頑張って
勉強しなければだめじゃないか」
これ、お父さんが主人公です(笑)。
子供にとっての人生の主人公は、自分自身なんですね。
子供が主人公の場合
40点という点数を、親が勝手に判断して、その良し悪しを子供に押し付けているだけなんですね。
そして、過去の自分と比較しても何の意味も無いんです。そうではなく、子供を主人公にして、聞いてあげればもっと子供は、積極的になってくれるものです。
「40点か。でもおまえはこれで満足はしていないんだろう?本当はどうしたかったんだ?もしも60点に上げたいと思うんだったら、次に向けて頑張れよ。
今のお前のためになることに、お父さんにできることは何かあるか?手伝ってほしいことがあれば何でも手伝うからね」
子供の人生は、子供のものです。親のものではありません。親という字は木の上に立って見ると書きます。親の役目は、自立していく子供を見守っていくことだけなんです。
自分の力で努力して自立していく
いつまでも親が手助けすることはできません。やがて自分の力で努力して、自立していかなければなりません。
そのために自分がやるべきことは何なのか、を考える力をつけてやることが、親の仕事でもあるわけです。
そのためには、常に子供を主人公にしたアドバイスを心がけることが大事なんですね。ただし、子供の力だけでは解決できない問題もあります。いじめなどがそうです。
そういう時は親が体を張って、助け出さなければならないのです。「絶対に我が子を守る」という姿勢を見せることです。「お前たちが言わなくても、お父さんが乗り込んで戦ってやる」そんな親なら、子供は安心して生活ができることでしょう。
いつも子供を見守る親でいたい
「何かあったときは、お父さんが助けに来てくれる」「お母さんが助けてくれる」
こういう安心感があるからこそ、子供たちはいろいろなことを挑戦できるのです。家族が子供を支える「最後の砦」となるように、いつも見守ってやる。
これが親としての役割です。時代は変化し、親が見守ってやることが要求されているのです。
過保護では自立できない
過保護というのは、子供ができることさえ親がやってしまうこと。それでは、子供は自立できません。
できる限りのことは、自分でやらせることが大事です。
失敗しても、もう一度挑戦させる。親が手を出すのではなく、本人が「自分でやる」という限りは・・・
ただし、静かに見守るだけです。
主人公は子供であり、親はただ「どうしようもなくなったら、その時はお父さんが助ける」と覚悟を決めて見守るのが、親の役目なのです。
思春期にできるニキビ
風邪のひき初めには、声がかすれる、熱が出る、鼻水が出るなどの軽い症状がでてから、本格的な風邪に発展しますよね。ニキビだってただ単に赤いボツボツがポツンと出るわけではなく、カラダの異常を知らせる、カラダから送られてくるサインとして捉えましょう。出典:ニキビサインでわかる思春期の身体の異常
思春期にできるニキビは、
成長ホルモンと性ホルモンのはたらきによって、皮脂量つまり、皮膚の中のあぶらの成分が10代のころはとても多いんです。その、過剰に分泌した皮脂が毛穴に詰まってニキビの原因になるんですね
ニキビは10代のころには誰にでもできるものなので、できたことに驚くよりも、できた後のフォローをしっかりすることがポイントですね。
特に洗顔には充分注意しましょうね。汚れたものをいつまでもそのままにしないで、清潔にすることを心がければ、大丈夫。
ニキビができたことより、ニキビを悪化させないことの方が大事なんですよ。ニキビケアに良いものがあっても、子供の力では買えません。
そんな時は、親がアドバイスとともに、「これをこうやって使うと少しづつ治っていくんだよ」と、示してあげるのがいいのかな。
親はなくても子が育つ まとめ
現代の子育ての方法としては、親が積極的に子供に関わり合い、正しい方向に導いてやらなければ、子供たちは風に吹かれた風船のようにどこか彼方へ、飛んで行ってしまいます。
しかも、親の手の届かない方向へ行ってしまいます。警察の取り調べのような質問をしていたら、子供はどんどん離れて行ってしまいます。
子供が主人公となるような、コミュニケーションの取り方が求められているのです。
思春期の悩みのナンバー1は「ニキビ」。
清潔に保ち、食事も炭水化物、特に糖分を少なくした食生活にし、ニキビ用の洗顔石鹸、ニキビ保湿クリームを揃えてあげるとよいでしょう。
この時期のニキビは病気ではありません。できた後のフォローの仕方によってひどくなる場合と、すぐに治る場合があります。
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