挨拶もろくにできないような、すさんだ子供たちに対しては、厳しく
接するだけではダメです。
厳しいしつけで押さえつけても、家の中だけでおとなしくなったように
見えて、家の外や社会人になってからも、また同じことを繰り返すでしょう。
心から変えていかなければダメなわけで、では心を変えるためには
どうしていけばいいのか。
その一つの答えが人間の土台となる、
人格の形成なのだと。
人格とは性格、気質、興味、態度、価値観などを含む、
個人の統合体のことです。
※人格(パーソナリティー)
幼少期における経験や体験が、人間としての人格形成に大きく影響を与えていると思われる。幼児期に親の愛情を受けずに(ネグレクト等)育った子供は、表情(笑顔等)が少なくなったりする傾向がある。また、こういう環境で育った子供は、脳の発達具合にまで違いがみられる。出典:ウィキぺディア
①人間の自立、初めの一歩
心がすさんでいる子供の多くは、自らの過去と未来と現在を否定しています。
家に帰れば、はたらくこともせずに昼間っから酒ばかり飲んでいる
父親がいて、母親は夜の仕事をしているので、手料理など
食べたこともない。
勉強を机に向かってすることや部活動など、縁のない生活を送ってきた。
中学に上がれば何かが変わると期待していたけど、取り巻く状況は
何一つ変わらない。
もちろん高校に進みばいいことくらいわかっているが、
そんな余裕が家にはないこともわかっている。
過去と現在の中でもがき苦しんでいる子供
人として当たり前のことを教えることと、人格の土台を形成するのと
同じに考えていかなければならないのが、夢づくりです。
自分の立てた目標や理想に向かって進んでいく過程に、子供を
立ち直らせる道が見えるのです。
心がすさんでいる子供の多くは、自分の過去や未来、
そして現在を否定している。
未来への希望が見つからないから、
もがき苦しんでいるのです。
でもね、
本当は過去のことなんてどうでもいいことなんですからね。
すさんだ過去の延長線上にある、自信のない
現在のことも、関係のないことです。
一番大切なのは、未来です。彼らはまだ14,5才です。
これから何十年と未来を歩いていくのです。
自暴自棄になったりしている場合ではないのです。
②あきらめから希望へ変わる瞬間
このままでは高校へも行けず、社会の片隅で生きていかなければ
ならないと、あきらめかけていた。
しかし自分が頑張れば、
もしかしたら別の道があるかもしれない。
その方法が夢を持たせることです。
「数学の点数が60点だったのか、希望の大学へ行くためには70点
取らなければいけないから、あと10点あげるために、もう少し
勉強しなければならない」
これ、ダメなパターンです。
10点あげるためだけに子供は、苦しい努力をしません。
だから、もっと、その先の、夢を、語って聞かせるのです。
③自分の夢をかなえる方法
「一流企業に就職できると安定した生活が送れるぞ、そのために
いい大学に入って知識を身に着けるのだ」では、漠然過ぎるのです。
「もしも頑張って勉強してあの大学に行けたら、自分のやりたいことや
夢に一気に近づけるぞ、いつも言ってたよな、将来△△になりたいって、
その夢か叶える可能性大だぞ」
子供が将来なりたいと思っているもの、叶えたいと思っていること、
それに近づくために、高校に進学し、大学で勉強するという選択肢が
あるということを、親は子供にきちんと伝えるべきです。
実現できそうだとなると、子供は自分で考えだします。
そしてやる気が出てくるのです。
それを教えてあげることが親としての重要な役目なんです。
④子供のペースに合わせる
今介護の世界は、人手不足が深刻です。増える老人、介護の職場の
過酷さからですが、最近は東南アジアから多くの若者が、日本に
やってきているんですね。
その東南アジアからの若者がお年寄りから、
人気があるというのです。
もちろん彼らは流ちょうな日本語など話せません。
意思の疎通もうまくできません。
お年寄りが望んでいることに的確に応えられないのです。
それでも、タイやインドネシアからの若者の介護職の人たちは、
お年寄りから人気があるのです。
それはどうしてか、そのひとつに彼らはじっくり待ってくれる
からだそうです。
食事にしても人それぞれで、食べるスピードが違います。
時間内に食べようとしても、身体がうまく動けない人もいるのです。
一人一人のペースに合わせて、急がすこともなくじっくり待ってくれる。
そこにお年寄りたちは安心感を抱くのです。
⑤信じて待つ
日本の親は、すぐに兄弟を比べます。
「お前はだめだな、お兄ちゃんみたいに頑張ってみろ」これが一番きつい。
子育てが上手な親はこう言います。
「お兄ちゃんはお兄ちゃん、おまえはおまえ、任意も気後れすること
なんかない、お前がお兄ちゃんより優れているところはいっぱいある」
この子はきっと素晴らしい才能が隠れている、そう信じて子供を待っている、
だからその資質にたどり着くことができるんです。
子供の自立を促す親の役目まとめ
大人になると、もしも生まれ変われるのなら、いつ頃からやり直したいか
という質問に80%の人が中学1年生と答えました。
それだけ、人生において最初の一歩は中学生の時期なんです。
この時の考え方で将来を大きく左右することが実感
しているんではないでしょうか。
未来に対する夢の持ち方、それに対する親の教え方、態度、接し方。
私たち親も、戻れるのなら子供が最初に中学性になった時から、
やり直しができればいいと思いますものね。
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